靴のサイズ合ってる? 自力で靴幅を広げる方法

靴のサイズ合ってる? 自力で靴幅を広げる方法

ネットで購入した靴が合わない……きつい……痛い…。そんな場合って、どうしてますか?

店舗で購入するときはちゃんとフィットしたものが買えますが、ネットだとそうもいきません。

同じブランドで同じ木型なら大丈夫かもしれませんが、そうそう同じ木型のものを買うこともなく。

しかも私の足幅サイズは、何とF。

足長は23センチ台なのに、足幅が広いせいで購入する靴サイズは25センチ前後となっています

なので私の場合は、自分で横幅や縦幅を広げています。

今回は私が実際に行っている「自力で靴幅を広げる方法(幅出し)」をまとめました。

広げる方法は「塗る、力を加える、伸ばす」

器具を使う前に、靴全体にラナパーというお手入れクリームを塗っています。無香料で靴クリーム独特な臭さはなく、非常に使いやすくて艶が出る上に撥水効果、防カビ効果もあるためオススメです。

クリームを塗った後に器具で力を加え、伸ばしたり広げたりします。人によってはドライヤーを使って熱を加えてから広げる場合も。

靴幅や縦幅を広げるために使っている器具は3つです。

左から「靴幅ひろげーる」「シューズ&ブーツフィッター」「拡張器 ポイントストレッチャー」です。

ひとつずつ使い方や使い勝手をつづっていきます。

1:靴幅ひろげ~る

靴の横幅を広げるときに使う幅出し器です。かなり広い足幅にまで対応しています。後述するシューズ&ブーツフィッターは木型の最大足囲が約21センチで、そこまで幅広に対応していないので、EEE以上の人はこちらがオススメです。

器具の中央にある角のまるい細長い長方形のような形の部分をくるくる回していくと、幅を狭くしたり広くしたりできます。

ある程度の広さにしてから靴の中に入れて広げていき、しばらく置いておくと靴幅が広くなります。

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2:シューズ&ブーツフィッター

2つめはブーツにも対応しているシューフィッターです。
上がブーツ用、下がパンプスなどの靴用です。

先端の木型はプラスドライバーで取り外し可能で、ブーツ用、パンプス用に付け替えることができます。今はブーツ用に付けています。

パンプスの場合は縦にも広げられるので非常に便利ですが、足幅の場合は木型が最大足囲が約21センチまで広がらないので、私のようにかなり幅広の人には前述した「靴幅ひろげ~る」がオススメです。

「靴幅ひろげ~る」を購入する前は、木型に厚めの靴下を何枚か被せて幅出ししていました。

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3:拡張器 ポイントストレッチャー

そして一番のオススメはこれ。金属製のポイントストレッチャーです。

伸ばしたいところだけピンポイントに伸ばすことができます。

では、先日購入したPELLICO SUNNYのブーツを伸ばしてみましょう。

伸ばし方は簡単。

伸ばしたい部分に柔らかい布などを被せて、その部分を拡張器で挟むだけです。

先端が丸いボールとリングになっていて、

挟むとボールが若干リングからはみ出す仕様になっています。そのため、噛ませた部分の革が伸びるという仕組みです。

足幅はいい感じなんだけど、足の骨が当たって痛いところがある……なんてときに、かなり大活躍してくれます。

また、ぐっと力を入れたら一瞬で伸びてくれるので煩わしさもありません。シンプルで使いやすいので、オススメです。

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まとめ

例えば、普段履く靴が24.5センチだとしましょう。

ブランドによってはヨーロッパサイズの38が良いのか、39が良いのかで悩みますよね。

私の場合、たいていは38サイズでしたが、最近良く買っているPELLICO/PELLICO SUNNYはほぼ39がぴったりでした。

でも、サイズがぴったりでも足の形に合わないことはかなり多いです。

だからこその、幅出し器具。靴屋に行けば有料で広げてくれますが、なかなかジャストフィットは難しいです。

というわけで、自分でぴったりに広げたい人に拡張器>靴幅ひろげーる>フィッターの順でオススメです。