【キュレル日焼け止め】UVカットシリーズ徹底比較

【キュレル日焼け止め】UVカットシリーズ徹底比較

敏感肌の強い味方・キュレルの日焼け止め2種類を徹底比較しました! 両方使ってみての使用感もまとめていきます。

◇商品名◇
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キュレル
UVカット デイバリアUVローション 60ml
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参考価格:1650円
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◇商品名◇
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キュレル
UVカット UVエッセンス 50g
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参考価格:1650円
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UVエッセンス(左)とUVローション(右)

今回は、キュレルの日焼け止め・UVカットシリーズ2種類について徹底比較していきたいと思います。

 

◇キュレルUVカットシリーズ

キュレルのUVカットシリーズは、白いケースにオレンジラインが入っているものです。紫外線と乾燥から肌を守り、消炎剤配合で肌荒れも防ぎます。また、セラミド機能成分(※合成類似セラミド)など潤い成分が複数配合されているため、夕方まで肌が潤った状態を保ちます。化粧下地としても使えます。

そして、赤ちゃんのデリケートな肌にも使用可能とのことです。

今年は前方から見ると長方形のUVローションと、台形のUVエッセンスが販売されています。

それぞれのスペックは以下になります(違いだけをピックアップ)。

※合成類似セラミドとは……
本物のセラミドに似せて科学的に合成したセラミドです。天然セラミドやヒト型に比べて保湿効果や浸透力は劣りますが、効果は期待でき、コストを抑えることもできます。しかし、肌のセラミドを合成させる力はありません。

☆UVローション

SPF50+/PA+++

デイバリアテクノロジーが採用されているので、ちり・花粉など汚れの付着を防ぐ。

ローションなのでテクスチャーやかなりゆるめ。

★UVエッセンス

SPF30/PA++

「なめらかバリアベール」が肌を包み込みます。

ウォーターベースで瑞々しい使い心地。

テクスチャーはローションよりは硬く、手に取った際に傾けても形を保ったまま。

◇実際に使用してみた感想

どちらともピリピリすることなく、肌の負担はとても少ないと感じました。

その上で個人的に好ましかったのは☆UVローションのほうです。

理由は、つけた際の肌の感触です。

★UVエッセンスはつけるとかなりひんやりとします。そのひんやり感が結構継続します。梅雨時期のちょっと肌寒い日は、腕が冷えて寒くなりました。冷え性の人は腕の冷えがお腹の冷えに直結するので注意が必要です。

一方で☆UVローションをつけてもひんやり感はありませんでした。

また、★UVエッセンスはべたつきが続き、☆UVローションはさらりとしたつけ心地でした。どちらもとくに白くなりすぎることはありませんでした。

日焼け止めとしての強さに関しては、☆UVローションのほうが強めです。肌への影響を考えたら日焼け止め効果が弱い★UVエッセンスのほうが優しいかなとは思いますが、夏に向けて外出した際などは☆UVローションのほうが安心感は強いと思います。

塗りやすさについては、★UVエッセンスのほうがより楽でした。理由は上にも書いたテクスチャーの違いです。☆UVエッセンスのほうが硬いので(とはいってもクリームレベル)塗り途中に垂れてくることはありませんでした。

一方、☆UVローションのほうはローションという名前であるくらいなので、さらっさらで、衣服を着た状態で塗ると首元などが汚れやすいかなと感じました。

落ちやすさについては、両方とも汗に強く落ちづらいです。日焼け止めを落としたいときは、公式サイトによると☆UVローションのほうはクレンジグ洗浄するようにとあり、★UVエッセンスは普段使用している全身洗浄料などで洗うようにとあります。

たしかに★UVエッセンスのほうは石けんでも問題なく落ちていたかなと思います。☆UVローションの方はクレンジグで落とさないと、なんとなく膜を張ったような状態が続きました。

 

◇まとめ

☆UVローション

日焼け止め効果が高い。つけ心地が良い。とくに違和感なし。
テクスチャーがゆるいので衣服着用時に塗るときは服につかないよう気をつける。
落とすときはクレンジング必須。

★UVエッセンス

日焼け止め効果はローションより低い。外出時は塗り直す機会が増えるかも。つけ心地はひんやり。腕が冷えお腹の冷えにつながるため、冷え性の人にはオススメできない。べたつきが継続する。
テクスチャーは硬めなので塗りやすい。
落とすときは石けんでOK。

最後に、共通成分とそれぞれに入っている成分をピックアップしてみました。お時間がある方はどうぞ。

 

・キュレル UVカット デイバリアUVローション 【医薬部外品】 こちらだけの成分→☆ 共通成分→◎

☆グリチルレチン酸ステアリル*、◎ジメチコン、☆低温焼成酸化Zn、◎微粒子酸化Ti、◎BG、◎流動イソパラフィン、◎トリシロキサン、☆軽質流動イソパラフィン、◎シュガースクワラン、◎アスナロエキス、☆シリコン被覆タルク、◎水、◎ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、☆POE・ジメチコン共重合体、◎DPG、◎ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、◎水酸化Al、◎ステアリン酸、☆メチルハイドロジェンポリシロキサン、☆グリセリン、◎ユーカリエキス、◎パルミチン酸デキストリン、☆ワセリン、☆PEG1540、☆架橋型ジメチコン、◎ステアリン酸POEソルビタン
*は「有効成分」無表示は「その他の成分」

 

・キュレル UVカット UVエッセンス 【医薬部外品】こちらだけの成分→★

★グリチルリチン酸ジカリウム*、水、微粒子酸化Ti、BG、★イソノナン酸イソノニル、◎シュガースクワラン、◎流動イソパラフィン、◎アスナロエキス、★イソノナン酸イソトリデシル、◎ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、◎DPG、◎ステアリン酸POEソルビタン、★アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80、◎ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、◎ジメチコン、◎トリシロキサン、◎パルミチン酸デキストリン、◎水酸化Al、◎ステアリン酸、★ジイソステアリン酸ポリグリセリル、◎ユーカリエキス、★トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、★水酸化カリウム液(A)、★ジステアリン酸ソルビタン、★セタノール、★アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、★ステアリルアルコール、★アミノヒドロキシメチルプロパンジオール、★ポリオキシステアリン酸、★オレイン酸ソルビタン、★エデト酸塩、★フェノキシエタノール

 

【共通の成分】
◎ジメチコン→シリコンの一種。感触改良、被膜形成、消泡
◎ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド(合成類似セラミド)→バリア改善、保湿
◎微粒子酸化Ti→紫外線防御作用、白色顔料による着色
◎BG→保湿
◎流動イソパラフィン→感触改良、艶・光沢
◎トリシロキサン→皮膚コンディショニング剤
◎シュガースクワラン→エモリエント作用
◎アスナロエキス→皮膚コンディショニング剤
◎水
◎ジカプリン酸ネオペンチルグリコール→エモリエント作用
◎ステアリン酸→バリア機能改善
◎ユーカリエキス→バリア改善、抗老化作用、冷涼感付与
◎パルミチン酸デキストリン→増粘
◎ステアリン酸POEソルビタン→乳化

【デイバリアUVローション】のみ
☆グリチルレチン酸ステアリル*→抗アレルギー作用、抗炎症作用
☆低温焼成酸化Zn→紫外線防御作用、白色顔料による着色、収斂作用、抗炎症作用
☆軽質流動イソパラフィン→感触改良
☆シリコン被覆タルク→顔料
☆POE・ジメチコン共重合体→乳化、感触改良
☆メチルハイドロジェンポリシロキサン→表面処理
☆グリセリン→保湿、バリア改善、温感作用、透明化
☆ワセリン→エモリエント作用
☆PEG1540→保湿、増粘
☆架橋型ジメチコン→皮膜形成剤

【UVエッセンス】のみ
★グリチルリチン酸ジカリウム*→抗アレルギー作用、抗炎症作用、皮膚刺激緩和作用
★イソノナン酸イソノニル→エモリエント作用
★イソノナン酸イソトリデシル→エモリエント作用
★アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80→増粘
★ジイソステアリン酸ポリグリセリル→乳化
★トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル→エモリエント作用
★水酸化カリウム液(A)→中和、ph調整、ph緩衝
★ジステアリン酸ソルビタン→乳化
★セタノール→乳化感触改良
★アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体→乳化、粘度調節
★ステアリルアルコール→乳化補助、感触改良
★アミノヒドロキシメチルプロパンジオール→香料、ph調整剤
★ポリオキシステアリン酸
★オレイン酸ソルビタン→乳化
★エデト酸塩→キレート作用
★フェノキシエタノール→抗菌・防腐作用