【2024サロン・デュ・ショコラ】7万円超使って見つけた絶品チョコ
- 2024.02.23
- グルメ
今年もサロン・デュ・ショコラでたくさんの出会いがありました。何となくあれもこれもと買っていたら何と7万円超もつぎ込んでしまい反省(でも上には上がいらっしゃいます……)。とはいえ、自分好みのチョコレートを探す旅ですし、とても楽しめました。
さて、今回のサロショで購入したチョコの中から「これはおいしい!」と思わず唸ったものをシェアしていきます。
リフェンリ/LIFENRI(東京都世田谷)
世田谷にあるリフェンリのボンボンショコラ6個入りは、繊細な味わいと丁寧な構成に感動しました。香りは優しく、味と風味がとこまでも広がっていく。優しいショコラティエの人柄がにじんだようなチョコです。
ボンボンショコラは全て違う味わいで「ココナッツ×ジャスミン」「マカデミア×酒粕」「ほうじ茶×そばの実」「キャラメル×カフェ」「キャラメル×ライチ」「キャラメル×塩」の6種類。
特にココナッツ×ジャスミンやキャラメル×ライチは、味わったことのない新鮮さと複雑さであったのに、それがちゃんと万人受けするようなおいしさで感動しました。まるで全体が優雅に飛んでいく蝶々のようなイメージ。甘口ワインであるVDNを合わせたのですが、強めの甘さと溶け合って絶妙にマリアージュしていました。
材料も体に優しい感じで、お値段も2400円と良心的。すっかりショコラティエのファンになったのはいうまでもありません。なお、リフェンリとはLife(生活)+Enrichment(豊か)の造語とのことです。何から何まで素敵……。
カンタン・バイィ/ショコラアソート“テ”6P
去年に出会って大ファンになったカンタン・バイィ。ユニークなタイトルのショコラは日本限定。今年からクリエーションに加わった奥様が日本のために作ったブレンドティーを使ったアソートだそうです。
去年のキャラメル系アソートが衝撃的なおいしさだったのですが、このアソートもすばらしかった。フレッシュなピーチやアールグレイぽい風味のものはシャープな酸味とチョコの味わいの融合が絶妙で、優しいほっくりとしたバニラ風味のものは、とても滑らか。舌にうるさくないのに複雑味や主張すべき味にはしっかりと焦点をあわせているのがカンタン・バイィの魅力です。これはひとえに腕の良さ、そしてセンスの良さとしか言いようがありません。推しです。
アルバン・ギルメ/ボンボンアソート ミニボワット
初ギルメはボンボンを。というのも、サブレの方が圧倒的に話題をさらっていたことに買ってから気づいてしまったのです。でも、そんなにサブレがおいしいならば、きっとボンボンもおいしいはず……と信じて買って本当に良かったです。最高でした。
ボンボンは6個のものを。全体的に香りがわざとらしくないのにちゃんと立ち上ってくるのが第一印象です。いろんなショコラを食べましたが、閉じていてもおいしいもの、開いていてもあまり…というものもありました。でもギルメはちゃんと開いていて、なおかつおいしいのです。
中でも思わず感涙しそうになったほどおいしかったのは、パッションフルーツの香りのペッパーのガナッシュです。チョコはダーク。最初はいちじくだろうと確信していましたが、どうやら違ったようで。他のチョコも合わせて全体的にパッションフルーツに惹かれることが多かったので、もしかすると酸味とチョコの甘さのかけあわせが舌にあっているのかも。
他にも、トウモロコシのプラリネはおそらくサブレを彷彿とさせるサクサク感があって、舌の上でのとろけ具合といい圧巻でした。
来年は絶対サプレも買えるよう頑張りますが、ボンボンでもすごく……ものすごくおいしかったので、もし万が一サブレがまた買えなくてもボンボンを買おうと思っています。
サロン・デュ・ショコラ セレクションボックス2&3
サロン・デュ・ショコラといえば、セレクションBOXです。世界中に愛されているショコラティエのボンボンがひとつずつ入っているという贅沢なアソートです。今年は4種類出ていたようで、一番人気の1には名だたる有名ショコラティエが参加。私は初めて知る名前が並んでいた2の「Mystere~気持ちを繋ぐ~」と3「Vitalite~未来と繋がる~」が買えました。
中でも、2の方ではアレノ&リヴォワール(向かって右下:プラリネ ヴァニーユ ブリュレ)の焦がしバニラのプラリネに感動。ザクザクした感じが癖になりそうでした。
3の方ではドゥブルベ・ボレロ(右上:マング ワサビ)がすごかった。ワサビが入っているんですが、風味だけを上手に生かした不思議なガナッシュ。これ、和食が好きな人は感動すると思います。
他にはローラン・ル・ダニエル(右中央:プロセリアンド)。これはいちごミルク味なんですが、こんなにナチュラルないちごミルクのスイーツはじめて…! と驚かされました。しかもちゃんと大人の味なのです。すごい。
3の中で一番おいしかったのはブルーノ・ルデルフ(左下:デュオ キャラメル ショコラ)です。私はどうやら焦がした風味にめっぽう弱いらしく、すぐメロメロに……。まろやかで使用されているボルディエバターとの融合が天才的でした。
まとめ
本当においしい日々を過ごせて、今年も大満足です。しかもまた新しいショコラティエのすばらしい作品に出逢えました。来年は推しショコラとセレクションボックスを買うとともに、今年買えなかったもの、そして新規出店を狙って購入していきたいと思います。
シェアしなかったチョコもおいしかったです。でも中には「本当にこれ、納得して作ったのかな?」と少し奢りを感じてしまうものも残念ながらありました。あとは実験的すぎて私の舌がついていかないものとか。
でも、好みは人それぞれ。みんなが自分の舌にばっちり合うショコラと出会えると良いなと思っています。
最後に購入したショコラたちの写真を並べていきたいと思います。
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