【遮光100%帽子】サンバリア100VS芦屋ロサブラン徹底比較
- 2022.05.25
- ちょっといいモノ
遮光率100%の帽子といえば、サンバリア100と芦屋ロサブランです。
両方のブランドの帽子を購入してみたので、徹底比較してみます。
サンバリア100と芦屋ロサブランの比較表
ロサブランには「つば裏遮光」と「総遮光」の商品があって、私が購入したのは前者で、つば裏の遮光が100%、頭部は99%となっています。また、プレーンハットにもつば13センチで総遮光の商品があるようです。
表に入れ忘れましたが、両方、生地は日本製です。生産国がそれぞれ違い、サンバリア100はベトナム、ロサブランは中国になります。
それぞれの使い勝手
サンバリア100 ナチュラルハット
つばだけでなく全体が半永久の遮光率100%素材となっているため、頭皮の日焼けが気になる人でも安心感が高めです。12センチのつばは若干幅広で視界が狭く感じます。結局、前方上部を外に向けて折り曲げるため10センチのつばと日除け効果は変わらない気も。
その変わり、後述するロサブランよりも若干重く、通気性は劣ります。その代わり、頭部に縦に2カ所のスリットが入っています。また、メッシュの内ポケットが天頂部とサイドにあるため、ここに保冷剤を入れられます。
メッシュ素材は東レの爽快素材「フィールドセンサー」。吸水速乾生地で爽快な肌触りと着心地を実現した高機能素材とのこと。
ループは4つ。つばの内側、外側にそれぞれ2つずつついています。
撥水加工あり。
お手入れ方法としては、手洗いOK。アイロンもあて布をつけたら低温100℃までOKです。ただし、クリーニングはドライもウェットもNGとのこと。
お値段は9350円。
芦屋ロサブラン プレーンハット
ロサブランはつば10センチのプレーンハットを購入しました。頭部は完全遮光ではないため、サンバリア100よりも涼しく通気性は良いですが頭部の日焼けは気になるかも。頭部に当たる部分の裏地は綿100%です。
つばが10センチなのはベストだと思います。これより広いと、視界の邪魔に。
サンバリア100との違いは他に、接触冷感の生地であること、制菌加工がされていることなど。ループが2つであること。ブランドの金プレートが外側についていること。
お手入れは手洗いOKですが、アイロンは✕。その代わり、ウェットクリーニングが可能です。
お値段は9900円。総遮光の製品は10230円。楽天で取り扱いありです。
安価な帽子との機能性の違い
この帽子の他に、UVカット率100%を謳う3000円台の帽子も所有しています。
それとサンバリア100やロサブランを比べて一番の違いは、暑さです。
UVカットは単に紫外線カットのこと。一方で遮光率は紫外線や近赤外線など全ての光に対する遮光率であるため、日差しによって発生した熱もかなり抑えてくれます。
ポーラの研究で熱がメラノサイトを刺激してメラニンを過剰生産させることが分かっています。つまり、熱で日焼けが悪化すると。ということは単純に紫外線対策するよりも、通気性や熱の発生をなるべく抑える帽子の方がより日焼け対策に適しているといえます。
また、半永久の効果を謳っていない場合は使用しているうちに、どんどん効果が落ちていきます。洗ったりするとさらに。
というわけで、サンバリア100やロサブランは安価な帽子の倍以上のお値段しますが、将来的なことを考えると決して高い買い物ではないかなと感じました。
どちらが良かった?
両方使ってみて、本当に素晴らしい帽子だなと感じました。一方で、どちらもパーフェクトはなく一長一短かなと感じました。
サンバリア100→作りがしっかりしていてオール遮光率100%だけど、ロサブランよりも若干暑い。
芦屋ロサブラン(つば裏遮光のみ)→頭部の遮光が99%と若干心配。その分、涼しい。
というわけで、完全遮光を求めるならサンバリア100かロサブランの総遮光を。見た目にこだわるなら、どちらも素敵ですが個人的にはロサブランには金プレートがついているため、ごくシンプルなサンバリア100をオススメです。また、若干ですがサンバリア100の方が作りがしっかりしています。
真夏の暑さが苦手! という人にはロサブランが良いと思います。サンバリア100は遮光率99%以下の帽子と比べたら涼しいですが、ロサブラン(つば裏遮光のみ)の涼しさは魅力的です。
また、2つ買う余裕がある人は、1つは全体の遮光率が100%の帽子を、1つはつば裏遮光率100%の帽子を用意しておくと、通気性と日除け効果のどちらをより重視したいか選べるのでオススメです。
購入したロサブランの帽子 |
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