あけましておめでとうございます! さて、新年開けて早々にカルティエの値上げが決定。ここ数年、金の高騰で年に数回ずつ値上げしてきたカルティエですが、今回は1月20日から最大30%の大幅アップとなります!
私はこれまでにも2022年秋の値上げ直前にタンクフランセーズを購入。その後、3年以上愛用しています。ちなみに、価格は当時から1.3倍以上に。その少し前に購入したトリニティSMは、明日の値上げでちょうど2倍になります。
ミニマリストになりたいのに
ジュエリーも時計もなるべく最小限にしてミニマリストを目指したい私ですが……たぶん本気で実践されている方々は腕時計1本で回していらっしゃると思うのですよね。
私はというと……タンクフランセーズ(以下タンフラ)1本で全てのコーデに合わせようとしていたんですが、ジュエリーとアクセサリーがホワイトゴールド(WG)とシルバーでは合わなくなってしまいました。
遡るはCHANEL/ココクラッシュ事変……(そう、もはや事変です)。
元々、買うつもりがなかったココクラッシュミディアム(以下ココクラ)。財布を買うためにCHANELのブティックに寄った際に何となく試着させていただきました。そしたら、私の大きくて華奢とか美とかいう言葉とは無縁であり続けた手が、途端に洗練された雰囲気になってしまったのです。それはもう恋に落ちたかのような感覚でした。
そして結局、ココクラWGも素敵でしたが、よりベージュゴールド(BG)の肌なじみが良くてお迎えしてしまったのです。予定外でした。
しまった、SNSでも「着けたら最後(絶対に買うことになっちゃうから)」と散々言われていたのに。そんな先人たちのアドバイスを無視して試着した自分の過ちです。いや、結果的にココクラは大活躍しているので良かったわけですが。
さて、そうなるとタンフラは文字盤がうっすらベージュでココクラBGに合わなくもないのですが、やっぱりゴールドケースの時計がほしい……と思い始めました。
とはいえ、ゴールドケースの時計は金の高騰のせいでさらに高額に。ちょっと無理かな……と思って、ココクラに合わせるヴァンクリ/ペルレをWGにしたり、コーデするリングをWGにしたりと時計と合わせても違和感のないようにしてきました。さらに、エルメスのケープコッドもお迎えして合わせてみたり。
その上、前回のヴァンクリの値上げ直前、タンフラに合わせるためにWGのアイテムを注文しているのです……まだ届きませんが。
そうやって、ゴールドケースの時計を自分に諦めさせるために色々奮闘してきましたが、やっぱりどうしても欲しい。よし、2年後を目安に買うよう予定を立てよう! と2025年の年末に決意しました。
ついに駆けティエしてしまう
その矢先。カルティエの大幅値上げが発表されました。
いつものようにSNSはお祭り状態に。しかも、今回は最大30%というじゃないですか。さらに、ウォッチはどうやら平均9%上がるとの情報も。
9%。ちょっとしたジュエリーが1つ買える値段です。
しかも、カルティエの値上げは今回に限ったことではない。2年も待っていたら、すぐに価格が1.5倍を超えることは目に見えていました。
これは清水の舞台から飛び降りるしかないのでは……? と貪欲な自分が囁きました。悪魔なのか天使なのか。でも、購入後にセンチュリースープを飲んだときみたいな顔になる自分は用意に想像できます(オタクですみません)。うん、これはこのタイミングで買えということなんです。というわけで、ようやく購入を決意しました。
今回、私が駆けティエしたのは……「タンク・ルイ・カルティエ/ミニモデル」です!

タンクルイの人気サイズSMよりも小さく、2024年9月に発売されました。購入時点で、既に発売日の値段から1.2倍です。明日の値上げでさらに約10万円アップします。
カルティエ3代目当主であるルイ・カルティエが愛したタンク・ルイモデル。ゴールドのケースに革ベルトというセクシーかつフェミニンなデザインで、発売当時はアールデコの先駆けとして話題に。それから、長きに渡って愛され続けている偉大な傑作です。
タンクルイミニのサイズ感や雰囲気は?
タンクルイはミニ、スモール、ミディアム、ラージの4サイズ展開です。
スモールは現在ブラウンのベルトのみとなっています。また、ミニとスモールのケースはイエローゴールド(YG)ですが、ミディアムモデルにはピンクゴールドケースがあります。
ケースの大きさはスモール>タンフラ>ミニです。
試着前は小さいのでは……と心配でした。なにせ、私の手は男性に近いほど大きめ。ミニが小さすぎるならスモールにしようと思っていたので、そちらも試着させていただいたところ、ちょっとイメージよりも大きく感じました。
同じシリーズなのにまるで別物みたい。ミニがドレッシーだとしたら、スモールはスタイリッシュなのです。どうやら、使用想定シーンが全く別なのだろうなと感じました。
バリバリ仕事をする際に着けたいのならスモール。プライベートでレストランやバー、美術館、映画館、博物館に行くときに着けたいならミニ。
一方で、両方ともどんな服にもすごく合うだろうなと感じました。カジュアルな服にスモールを合わせると途端にモードな雰囲気に。逆にミニを合わせると、さりげないブレスレットのようでフェミニンさが追加されるでしょう。
ドレッシーな服に合わせるスモールは、ゴージャスなゴールドがポイントになってアクセントに。一方でミニを合わせたら、そのままジュエリーの一部として馴染みそうです。
もともと欲しかったのはミニ。でも、もしスモールの方が運命的であったのならそちらにしようと思っていましたが、結局、私の自分のイメージにぴったりだったのはミニでした。

そして、やっぱりカルティエはカルティエにぴったりです。トリニティSMとそっと合わせるだけで、腕が自分のものではないくらい煌めいて見えるのです。ブルベ冬なので黒が得意ではありますが、それにしてもベルトの太さもケースの大きさも、私が求めていたサイズ感にぴったりでした。華奢な時計をさりげなく着ける喜び。
ケースは18金。ベルトはアリゲーター。そして、リューズはスピネルではなく天然サファイアです。その台座にはミルククラウンのようなパールがデザインされてます。時計というよりは、もはや時計を兼ねたブレスレットです。
もちろんココクラBGとのコーデも良いですが、やっぱりカルティエにはカルティエ。あ、BGとYGの相性は特に悪くなく、着けていたらよほど詳しくない限り同じゴールドに見えると思います。
それから、ヴァンクリペルレWG(スモール)に合わせても違和感はないのです。意外と。タンクルイは万能なのかもしれませんね。あれほどシルバーカラーの時計にゴールドカラーのジュエリーがどうなんだろう……と悩んだ時間が嘘みたいでした。時計がゴールドなら、ジュエリーは何色だってオッケー。大きな学びでした。
おまけ
さて、私が駆けティエしたことで母もつられて駆けティエすることに。このタイミングで愛用していた時計の寿命がつきたようで、何か買わないといけない状態だったようです。
とはいえ、何でもいいわけじゃない。毎日着けてときめくものではないとダメ、と母。前にカジュアルな時計を買ってみたものの、結局、一度着けて気に入らず無駄にしてしまったので、今回はちゃんと選ぼうと思ったようです。
さて、そんな母が購入したのは「パンテール ドゥ カルティエウォッチ/SM」です。ステンレスと18金が使われているコンビのタイプです。

イエベなのでどうしてもコンビが良かったようで、こちらに。イエローゴールドのカラーがタンクよりももっと淡く、ベルト全体に組み込まれていても全く目に煩わしくないデザインです。さすがカルティエ……。同じYGでもデザインによって色合いを変化させて、そのアイテムに最適であるように構成されているでしょう。感動します。
また、タンフラはマット仕上げでパンテールは鏡面仕上げですが、そのキラキラとしたツヤに安っぽさは皆無なのです。これもまた、カルティエのデザイン力と素材の良さなんだなと感じました。
ちなみに今気付いたのですが、パンテールはコンビでもリューズがスピネルなんですね。なぜなんだろう。
ということで、ミニマリストになりたいと言いながら、結局ゴールドアクセサリーに合わせるためにもう1本お迎えしてしまった私でした。今後はタンフラとこれ、それからケープコッドの3本で回していきたいと思います。これはもはやミニマリストとは言えないんじゃ……というツッコミ、甘んじてお受けします(笑)。とはいえ、たぶん服の購入枚数は減ってきているので、2026年はぐっと減らしたいと思います。
