【チョコレート】サロショ2025戦利品まとめ! 感動級トリュフと絶品サブレのレビュー

【チョコレート】サロショ2025戦利品まとめ! 感動級トリュフと絶品サブレのレビュー

今年もサロン・デュ・ショコラ(サロショ)を堪能しました! 今年は例年以上に「買ってよかった」と思えるチョコレートが多く、一方で残念なチョコもあるなど良い意味でも悪い意味でも記憶に残るラインナップでした。

なかでも感動したのは、毎年チェックしているカンタン・バイィ。そして、日本ブランドの実力も目を見張るものがありました。

というわけで、今年のおすすめ戦利品をピックアップしていきます。

今年も“推し”カンタン・バイィがすごかった

今年私が購入したバイィは全部で6個。その中で特においしかったのをピックアップします。

カンタン・バイィ/アソルティマン シグニチャー(13個入り)

トンカ豆のミルクガナッシュや、マラヤピンクソルトを使ったガナッシュなど、繊細な味のバリエーションが詰まったボンボンショコラのセット。中央には「ブッシェ」と呼ばれるひと口サイズの焼き菓子も。

このブッシェが驚くほどおいしく、サクッとした歯ごたえとともに広がる旨味とチョコレートの香りが絶妙。さすがの完成度でした。

カンタン・バイィ/サブレ(6個入り)


7センチ×1センチの細長いサブレは、中がジャンドゥーヤと層になっています。7センチ×1センチという大迫力の重量で、食べ応え十分でした。

ダークとミルクの2種類があり全て一切妥協なし。口の中でチョコレートがとろけると、バタースカッチやオレンジの花の香りがふわっと広がり、奥行きのある味わいが次々に変化していきます。バターのまろやかな風味もたまらなく、記憶に残る逸品でした。

カンタン・バイィ/トリュフ(9個入り)


今季、個人的に最も感動したのがこのトリュフ。ねっとりと濃厚で、コクのある口溶け。キャラメルのような香ばしい風味が広がり、バランスのとれた甘さでどこまでも優雅な余韻が続きます。

正直、私の人生で間違いなくナンバーワンのトリュフです!

日本ブランドも進化中! 実力派チョコレート

Dari K/カカオとろけるテリーヌショコラ

箱を開けた瞬間からカカオの芳醇な香りに圧倒されます。ひと口食べると途端にとろける濃厚ショコラ。スキムミルク、キャラメル、バタースカッチなどの風味が見事に調和し、ナッツの薄皮のような香ばしさも重なってシンプルな材料ながら非常に奥深い味わい。

骨格がしっかりしていて、砂糖の甘さとチョコレートの風味のバランスが天才的。アフターも長く、贅沢な余韻を楽しめます。

torantoroa33/粉の美味しさを楽しむカンカンサブレ

SNSでも話題になっているオーガニックスイーツブランドのサブレ缶。小麦粉の種類を使い分けて作られた4種のサブレが入っており、それぞれ風味の個性が光ります。

素材の良さがダイレクトに伝わる味で、さっくり軽やかな食感。特にとうもろこしのサブレは絶品。バターの香りも濃厚でゲランドの塩が良いアクセントになっていました。

蕪木/山の茶(チョコレートタブレット)

「サロショ勢にしてはお手頃価格だから、まぁ試しに…」と思っていたら、チョコレートの質に衝撃。国内ブランドの実力を見せつけられる仕上がりで、驚くほどおいしくて感動しました。

エクアドル産のナシオナル種を使用し、宇治一番茶とのマリアージュが見事。パキッとしたスナップ感も心地よく後味まで完璧でした。あまりのおいしさにリピ確定。ただし人気のあまり入手困難で国内といえど普段から他のチョコ同様に売り切れているようです。

まとめ

今年のサロショは定番の海外ブランドはもちろん、日本ブランドのチョコレートも大豊作。特に素材や香り、余韻にこだわった商品が多く、どれも一度は試す価値ありです。

来年も推しはチェックしつつ、国内に特に注目していきたいと思います。