インビザライン体験記:矯正中の日常と外出対策→おすすめ歯磨きグッズ
- 2023.08.23
- 美容
マウスピース型の歯列矯正であるインビザラインを始めました。幼少期から思春期までワイヤー矯正をしていましたが、ここ数年で後戻り。戻った部分を治したいなと思っていたところ、全体的に動かす必要があるといわれたのでインビザラインをフルでやることになりました。
インビザラインとの日常
インビザラインはゴールに向けて5日~2週間に一度程度マウスピースを交換して歯を動かしていくタイプの矯正です。マウスピースはアライナーといわれ、歯にアライナーを固定したりゴムかけしたりするアタッチメントを装着して臨みます。
食事中や水以外の飲み物を飲む場合は必ずアライナーを外さなければならず、再装着の際にはフロスと歯磨きをしてからでないと虫歯のリスクが上がるため、これが結構面倒です。
しかも、1日なるべく22時間以上(最低でも20時間以上)は装着しないと歯が動かないとされているため、食事する時間も時短することに……。
外食時はお店の洗面所か、その近くにある公衆トイレの洗面所でフロス、歯磨きを行う必要があるためワイヤー矯正よりも煩わしさはあります。
ただ、しっかりフロス&歯磨きができるので、その点に置いては虫歯も出来づらいし安心感も。
ワイヤー矯正との違い
さて、10代のころに長年ワイヤー矯正(床矯正、裏側矯正、表矯正全てやっています)を経験した身からいわせていただくと、本当に痛みが楽です。
そもそもワイヤーは1カ月に1度の調整なので、歯と歯茎と歯根に強い負担をかけるため激痛です。毎月調整のたびに泣いて吐いて大変だったことを覚えています。加えて、口の中には常に口内炎。さらに矯正中に金属アレルギーを発症。絶望的な気持ちになりました。
一方、インビザラインは今のところ口内炎もなく、月に6枚のアライナーで動かしていくため本当に痛みが楽。ゼロではありませんが、まあちょっと痛いかも? 程度。気持ちに余裕があります。
ただし、痛みについては人それぞれ感じ方が違うそうです。ワイヤー矯正でも全く平気という人もいれば、インビザラインでも激痛で泣いてるという人も。私の場合は加速装置といって矯正期間を短くするための装置を使用しており、これが少しだけ痛みを緩和してくれているようです。あとは、別件で神経性疼痛の薬も処方されていて、案外これが歯が動くときのじわじわした痛みに効いているのかも?
だとしても、ワイヤー矯正の調整直後の頭が割れるような、歯が全部抜けそうな痛みとは無縁なので、本当に楽です。その点においては。
インビザラインと外出
さて、本題です。
外食が結構好きなので、インビザラインが始まる前に外食時を想像してアイテムを準備していました。そして実際インビザラインがスタートして、現在はこんな感じのアイテムを持ち歩いています。
左上から除菌シート、歯磨きジェル、無印の携帯用シリコーンコップ、ハンカチ、水に溶けて流せるティッシュ、アライナーを落としたときや手洗い時に使える粉石鹸、Panasonicの携帯用歯ブラシ、アライナーケース。あと、集合写真に入れ忘れましたが糸ようじも。これはiherbで売られているDenTekがお勧めです。糸部分にフッ素が染み込ませてあるので虫歯予防になります。
これらを、斜めがけできる1500円ほどのサコッシュに入れています。ナイロン素材で濡れてもすぐ乾きます。
ポーチにしなかった理由は、衛生面や広さなどでケースやポーチを置けない洗面所が多かったからです。
サコッシュだと斜めがけしておけば、全てここから取り出してフロスや歯磨きができるのでとても便利です。
外食時の持ち歩き優秀アイテム
使っていて本当に便利! だと感動しているのは、やはりあちこちで耳にする無印良品の携帯用シリコーンコップです。
平べったくて柔らかく、ぐっと押すとコップの形に。ちゃんと自立するので本当に便利。しかも450円と安価。無印に感謝しかないです……!
歯ブラシについてはPanasonicの携帯用電動タイプですが、電動でなくてもいいかな? と思っています。ただ、先端に穴が開いたケースが蓋なので洗う時に便利で気に入っています。
あとは持っておくと安心感が強い粉石鹸。これはピリカレというエコ石鹸で、口に入れても大丈夫なのでアライナーを落としたときのために小分けして入れています。手洗いようにも使えるので便利です。
ちなみに、歯磨きできないときはアライナーを付けずに帰宅してから装着しています。やっぱり虫歯が怖いので……。担当医師の考え方としては装着時間厳守なので、軽く口をゆすいでつけてほしいとは言われています。あまりに装着していない時間が長引きそうなら、近くのトイレに駆け込んで歯磨きしてから装着しています。
また、マウスウォッシュを持ち歩くという人もいるようですが、私は今のところ持ち歩いていません。でも小分けのものとか、持ち歩きには便利かも。ただ、iherbで購入したspryというキシリトール100%のミントタブレットは小さなサプリケースに入れて持ち歩いています。清涼感抜群で美味しいです!
おまけ:歯磨きグッズたち
矯正を始めるにあたって小さな虫歯を治しました。さらに矯正中はなるべく虫歯ができないようにする必要があります。
そのため、半年ほど前から歯磨きにハマりました。
まず、使っている歯ブラシは4タイプ。部分用、毛が柔らかいのにしっかり磨けるクラプロックスのウルトラソフト、毛がトルネードになっている磨き心地のよい通常歯ブラシ、電動歯ブラシのソニッケアー。
これらの歯ブラシを使い分けながら、歯磨き粉は7種類。
とはいってもメインで使っているのは3種類です。
左から歯科医院で購入できる殺菌力の高いコンクールのジェルコートF。これがないと口内が気持ち悪くて生活できないほど愛用中。真ん中はレプロナイザーで有名なリュミエリーナのデンタルタイムセス。ハーブやエキスがたっぷり入っていて、歯茎がなんだか元気になったように感じます。そして、シュミテクトのホワイトニング。これ、一時期使うのをやめていたら歯の黄ばみが気になりだしたので効いているようです。知覚過敏も緩和してくれるので重宝しています。
そして自宅用のフロスは主に2種類。太いことで有名なフロアフロスと、iherbで購入したラディウスのティーツリーが染み込ませてあるフロスです。
フロアフロスは、もうこれ以外無理! というほど爽快に歯のカスが取れます。ラディウスは虫歯予防、口臭予防に。
これに加えて、舌苔の掃除にはステンレスのタングスクレーパーを使用しています。半永久的に使えて便利。
インビザラインはワイヤー矯正に比べて費用がかかるとか後悔するとか、やらなきゃよかった……という声が一部であるようですが、私は今のところ始めて良かったなと感じています。
というわけで、矯正終了までどのくらいかかるのか不明ですが、のんびりやっていきたいと思います。
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